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銀の匙さんが紹介されていたボリビア映画「地下の民」 ガルシア・マルケスの小説を思わせる・・・という言葉にひかれて観てきた。 舞台はボリビア。主人公はインディオとしての名を捨て町に出るが、暴力と貧困が支配する町になじめず、再び村へ。しかし共同体への罪を科せられ追放。 軍と民衆の反目。銃声がこだまする中、戻れば殺されると知りつつも彼は死ぬまで踊り続けなければならない「死の踊り」を踊るために再び町から村へ戻る・・・。 同じ南米のパタゴニアについて「風景にまったく何もないのでかえって哲学的にならざるを得ない」と書かれているのをどこかで読んだ覚えがあるのだが、ボリビアの風景も見るものが乏しい。 にも関わらず、なのか。だからこそ、なのか。映画の中の風景は常に見渡されるものとして描かれている。遥かに続く「この先には誰もいない」荒野、「どこに逃げても断崖ばかり」な山道。重なり合い続くすり鉢状の白い街並。吹いているのは、南米と聞いてイメージする湿った暑い空気とはまったく正反対の乾いた冷たい風。 このはるかな風景の中で神は何をしているのだろうか。何もない風景を見渡しているのかもしれない。 何故死のダンスを踊るのか、その理由について彼は何も語らない。しかし彼はもう何も見ない為にあのすっぽりと頭を覆う仮面を被ったのだろうと思う。 彼はそれまで目の前に差し出されるものをそのまま受け取り、混乱の中を生きてきた。その混乱を見る目、近くを見る目を一旦閉じ、はるかな視線へと変化させる。おそらくはかつて共同体の為の犠牲であったろう踊り手の意識に対し、そういった考えはあまりに近代的に過ぎるかもしれない。しかし彼にとっての神のダンスはその為の儀礼だったのではないかと、私には思われてならなかった。 物語は地に斃れた自身の葬列をながめやる彼の視線で幕が下ろされる。 その視線は或いは荒野を、そして未だ混迷の中にあるボリビアを眺めやる神のはるかなそれに近似していたのではないかと思うのだ。 と、真面目感想(しかも銀の匙さん以外には何のこっちゃな感想・・・)はそんな感じで。 すみません。見ている間ほんとに考えていたのは「え~このゆるいダンスで死ぬの?マジで?って疲労死?何日かかるんだ~。っていうかドラムのおじいちゃんのがヤバいよ!」だったんですがー・・・いや、きっと踊ってる間は神が憑依しているわけで、そのエネルギーに通常の人体は耐え切れずに死んじゃうんじゃないかな・・・なんてエセっぽいことも思ったり。っていうか本・当・に・死・ぬ・の?あれで?!
by etica
| 2005-07-23 22:25
| movie
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