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読み終わる度に書いておけば、こんなに長くもならないものを・・・ 1冊ずつにわけようかとも思ったのですが、それほどたいしたこと書いてないのでまとめて置きます。長くなりそうなのはわけます。 世界の果てまで何マイル テリー ビッスン Terry Bisson 中村 融 / 早川書房 ISBN : 4150110352 ハイウェイをおりると世界の果てからやってきた魔法使いが車の修理をしている。彼は腕利き。こっそりと「非在」を隠し持っている。 ある日「世界の果て」から彼の元に、200万年彼を探しつづけた彼の妹・彼の恋人がやってくる。彼女が欲しいものは「非在」。 彼と彼女、そして彼の娘クリスタルと彼の客ウィリアムズは追い・追われ・長い長いハイウェイを走る。 と、そんな話。 TVでは西海岸と東海岸ばかり映してるっていうけど、確かにアメリカの中心部ってハイウェイ以外何もないってイメージしかないかも。そんなよく知られていない景色を眺められるだけでも価値はある本だと思いました。SFっていうより児童文学っぽい。後味のよいボーイ・ミーツ・ガールものとしてもオススメ。 しかしいつも思うんだけど、どこでもドア(時空ゲート)ってもし発明されたら配送業界その他もろもろからかなり圧力受けるだろーなー(<ハイウェイからの連想。) 「ミレニアム」ジョン・ヴァーリィ 終末近づく未来から健康な肉体を持つ人類を求めて事故現場に時空ゲートを潜ってやってくる未来人。事故寸前の機体から人間を運び出し、そっくりに加工した「幼弱者」たちとすりかえる。全ては人類という種を残す為。 事故現場でなくした銃を取り戻しに未来からやってきたルイーズは、事故調査官のビルに出会う。 …好きな作家だから言いにくいけど、これって失敗作なのでわ…。 映画化を見込んで書かれた作品とのことだけど、しなくてよかったネ!みたいな。 全知全能のBC(ビッグ・コンピュータ)に主人公が愛されてるとしか思えない展開。主人公を特別扱いする神のいるSFって、ちょっと私は苦手なのです…。 大体一回のミッションであんなに落し物(未来からの持込ブツが残ると未来が変わってしまうのでとってもキケン)をするんだったら、未来はもっともっと混乱していたはずだ!それでなくても人間ミスがつきものなんだから、歴史改変という危険性を考えるとおおざっぱな計画としかいいようがない。企画段階でどうにかならなかったの?失敗したヒト死刑にしてもしょうがないじゃん! 魔法の影響で刻々と変化してゆく時空が描かれる「世界の果て~」とはその点で好対照かも・・・。 現代東欧幻想小説 ポーランド 抽斗のなか(スワヴォーミル・ムロージェック) 旅の道すがら(スワヴォーミル・ムロージェック) 蝿の独白(スワヴォーミル・ムロージェック) 原子村の婚礼(スワヴォーミル・ムロージェック) 小さな友(スワヴォーミル・ムロージェック) 猫物語(ヤロスワフ・イワシュキェーヴィッチ) 耳(ヤン・ブジェフヴァ) 輪回し(イェジー・フィツォフスキ) バンベリ号上の出来事(ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ) ルーマニア カリファールの水車小屋(ガラ・ガラクティオン) 車が淵(ガラ・ガラクティオン) 肖像画(ヴラディミール・コリン) ボート遊び(ヴィンティラ・イヴァンチヤヌ) 仕事机に向かって(ヴィンティラ・イヴァンチヤヌ) ユーゴスラヴィア 象牙の女(イヴァン・アンドリッチ) イェレーナ、陽炎の女(イヴォ、アンドリッチ) チェコスロヴァキア 足跡(カレル・チャペック) エレジー(カレル・チャペック) 飛ぶ夢(イヴァン・ヴィスコチル) 快癒(イヴァン・ヴィスコチル) そうはいっても飛ぶのはやさしい(イヴァン・ヴィスコチル) アインシュタインの頭脳(ヨゼフ・ネズヴァドバ) 妻(ルドヴィーク・ヴァツリーク) 要塞(アレクサンドル・クリメント) ハンガリー 死者と医者(ヘルタイ=イェネー) 原子力パロ(新婦の持参金は発電所と生化学のパテント6つ。新郎の財産は原子炉二つと化学工場。パーティでは中距離弾道ミサイルが飛び交う…)の「原子村の婚礼」から魔女裁判モノの「猫の村」まで幅広いポーランド、伝奇色が強いルーマニア、SF寄りのチェコと毛色がそれぞれ違っていて面白かった。 後書きで各国の幻想文学史もついている親切編集。しかしもし「アジア現代幻想小説集」とか出ていたら時代的に(出版は1971年。作品が書かれた年代は20世紀前半)日本だったら川端とか大江とかが掲載されるんだろうなぁ。ちょい微妙。
by etica
| 2005-04-02 00:02
| book
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